ひとひら通信1999/12月
 現実のワクの中で夢を見ても何も起きません それは仕組まれた欲望だったり 比較と嫉妬にもとづいた野心にしかすぎません 夢は夢の中で見るもんです この世そのものが無意味な多数決で決めた夢もどきなわけですから. 自分の中のあの世 そこで見る夢からはじめないと何も起きません 自分の中のあの世 それはいのちと直結しているというイメージです その夢想からすべては起きます それをこの世に形として投射しなければならないのは 人間の性(さが)みたいなものです 形にしないとわからないのは人間がいきものとして未熟なためのようです. 未熟が成熟するためにはいちどこの世を見限ることが必要です あの世のイメージを集中させてこの世を消してしまうことです それが夢の中で見る夢です それが気持ちよくひとりぽっちになるということです. でも 帰ってこなければなりません この世に還ってくるという感じで その夢を 形に焼き付けなければ生きてるということにならないのです。 そんな夢を近頃よく見ます さて 大阪・毎日放送(MBS)の深夜番組は以外に楽しく、 2000年の1月はちょっと旅に出て休みますが、2月からまたやります。 ライブとか小さな旅とかのドキュメンタリー風構成の番組もとりいれて、 それがそのままCDのレコーディングにつながっていく予定です レコーディングの経過も番組にしてしまおうという話にもなっています。 新しい唄と、新しい旅が芽生えるのは春になりそうです 夢にもぐりこむ冬をみなさんもひとりぽっちでお楽しみください。 
|
最新のひとひら通信ページへもどる |
このサイトへのご意見、ご感想、下田さんへのメッセージ等のメールはshimoda@t-chest.jpまでお願いします。 Copyright 1999 下田通信所. All rights reserved. 当ホームページ上で使用されている写真・楽曲等の無断複製、転載、二次使用を禁じます。 |