所長のひとひら通信2009/10月





 〜2009.10.8〜
  所長のひとひら通信3
                下田通信所 所長 西谷千里



先日、博多のライブ会場で
「所長のひとひら通信をありがとうございます」「楽しみにしています」と二人の方から
声をかけていただきました。
今年の2月に、全校生徒41名という飯塚市内野小学校の音楽の授業を下田さんが担当しました。
41名全員の名前をメロディにのせ、自分の名前が歌われると照れる子供たちのうれしそうな顔。
はにかむ顔。名前を呼ばれるということは、実はとても幸せなことなのだと感動の時間を過ごしました。
そのことをお知らせしようと書き始めたのはいいけれど、頭が広がりすぎてどうにもまとめきらずに時間が
経過しておりましたが、今回声をかけていただいて、お陰さまで「書くぞ!」というきっかけになりました。

「まだ1年先」と思っていたら「あっという間よ」と、言っていた通りにやってきました。
観光ビザでは行けなくて、ワークビザを取得するところからお金がかかり、「ええっ?」とポケットに
常時電卓が突っ込まれる日々となりました。初めての経験は私だけで、いちいち驚く・あわてる・うろたえるのです。
40年前の東京キッド仲間の長井さんが、細かく企画を立ててくれて、ニューヨークで配布するパンフレットに
広告協賛をお願いしようということになりました。A4のパンフレットに10件分で、1ヶ所2万円です。
もちろん、1人で20万円でも可能です。2ページ、40万円も有りです。そんな人を知っていたら、教えて欲しいです。
下田逸郎とは無縁できた営業ということにも挑戦してみる気になりました。
百年に一度の不景気は、うまくいかなくて当たり前と開き直らせてくれます。
それでも、有り難い事に、拾う神の姿も見え始め、勇気を奮い起こさせてくれます。

「フォークの達人」で「踊り子」の太鼓を演奏した扇さんは「みどりや」という洋服屋さんで、勢いづけに
頼みやすいここから始めました。「小舟に乗ったつもりでまかせんしゃい!」と胸をたたいてくれ、持つべきは
小舟と有り難さに泣きました。酔うと「中船」に出世します。幼馴染の農楽園の社長は、「おれんとこは無理ばい。
ばってん、同級生の如水庵にゆうてみちゃろ」と持つべきものは顔の広い幼馴染と有り難さに泣きました。
麻生太郎事務所にもお邪魔してみました。ワークビザを取得するのに飯塚市長も推薦状を書いてくれました。
こんなことでも無い限りなかなか縁する方々ではありません。
「どんどん人に会えて良いだろう!」と下田さんは言います。

今日は、企画を知ってくれた岡山・広島・仙台・東京の方々から「もちろん応援するよ」と有り難い電話が
かかってきました。「宣伝効果の有る無しではなく、こんな時だからこそ、遊びましょう」と言ってくれました。
持つべきものは、下田ファンと有り難さに泣きました。

お盆に東海ラジオのイベントで、兵頭ゆきさんとご一緒しました。彼女はニューヨークに家もあり、ニューヨーク在住の
日本人向けに、日本語で新聞を発行しているそうで、下田さんをインタビューして載せてくれることになりました。
初めてお逢いした方なのに有り難いです。

ニューヨークで公演、というだけならまだしも、下田さんはCDとかDVDとかまで考えているので、とても大変です。
思い返せば、普通のレコーディングにしたくないと、沖縄のゴルフ場に機材から貸し布団まで持ち込んで、
合宿レコーディングの時もありました。淡路島の旅館梅丸に機材を持ち込み、スーパーギターリストが
集合してくれたこともありました。沖縄からもハワイからも駆けつけてくれました。
「君の色」の時も「せれくと」の時もそうです。パリもハワイの時もそうでした。窓の無いスタジオでなく、その場の
空気をたっぷり詰め込んだCDにしたいと。
「さあ、大変!」と毎回思いながらもやれてきたのは、下田さんの想いが強かったからだと思います。
今回は「さあ、いよいよ!」の強い思いで、私も挑戦します。

下田さんは、今、30代の人がおもしろいと言います。今回の公演・レコーディングはそういう人達と一緒に創ります。
公演のベースになるオケは佐藤タケシ・京都拾得と渋谷アピアでは聴いていただきましたがヴォーカルは
下村陽子・南米音楽のバイオリンは柴田菜穂。みんな30代です。その他「DVDこの世の夢あの世の唄」の中の
「早く抱いて」の映像のイジマカオルさんが、ステージに流れる映像を担当してくれます。
6月に、下田さんがニューヨークへ行った時に出会えた歌手3人、「誰も知らない」「紅い花」なども英訳しました。
その他、金利恵さんの韓国舞踊。もちろん、筑穂長尾の「思案橋」も練習に余念がありません。
下田さんの書く、語りを中心に進むストーリーも出来てきました。

  ツアーも決まり次第、お知らせしますので、予定だけ確保しておいて下さい。
下田さんのライブも、少しずつニューヨークの音が聴こえ始めました。ぜひ、聴いてみて下さい。


2009年10月

                               下田通信所 西谷千里





 
  パンフレット等への広告協賛のお願い
       



日頃はお世話になっております。
別紙企画書にありますように、2010年2月に、ニューヨークのLa MaMa E.T.Cにおきまして、
「LAST GOLDEN BAT HITOHILA2010」を上演する運びとなりました。
当日、来場したお客様、そしてNY公演に関わってくださる方々へ配布するためのパンフレットを
作成したいと考えております。
詳細は下記となりますので、ぜひ、ご協賛を賜れますようよろしくお願い申し上げます。
また、公演のチラシ、メイキングDVDも併せて制作を予定いたしますので、そちらへも
お名前を明記させていただきます。


サイズ A4 



金額 1コマ 20000円
色 1色
原稿締切 完全データ 2009年12月末 原稿 2009年11月末


2009年10月

                               下田通信所 西谷千里






●最新の下田逸郎ひとひら通信ページへ戻る

●最新の(所長の)ひとひら通信ページへ

所長のひとひら通信のバックナンバーページ
■2009年1月:● 新年明けましておめでとうございます
■2008年10月:●「唄ことば集」制作日誌


トップページ プロフィール 作品集 ひとひら通信 コンサート情報 connection 通信販売
このサイトへのご意見、ご感想、下田さんへのメッセージ等のメールはshimoda@t-chest.jpまでお願いします。
Copyright 1999 下田通信所. All rights reserved.
当ホームページ上で使用されている写真・楽曲等の無断複製、転載、二次使用を禁じます。